2010年11月27日
近くて遠い埼玉
8月21日の土曜日、末っ娘と2人で、埼玉の奥まで農業体験に出掛けた。
ある大手スーパーとカレーメーカー共催の、タイアップ・キャンペーンの当選ツアーである。

ある大手スーパーとカレーメーカー共催の、タイアップ・キャンペーンの当選ツアーである。
ところでこれ、実はカミさんが末っ娘と行くのが順当だったツアーなのだ。カミさんが応募したのは当然だが、名義もカミさんだったので、当選者もカミさんなのだ。3親等以内なら当選譲渡可能だというので、今回は小生と末っ娘の「親子ふれあいの旅」なのであった。
毎度の事だが、朝、かなりの早起きなのに、末っ娘は一発で起床。カミさん運転のドミンゴで駅まで送ってもらい、電車で集合場所の新宿へ。
バスに乗り込んでから出発まで、少し時間があったが、とにかくのんびりする。そこはそれ、2人共このテのツアーには慣れているのだ。それに、小生としてはいたずらに周囲の「初心者」を刺激したくないし、さらにカミさんのことを知っているケーマー連中を刺激したくないのだ。
とにかく、カミさんが知っているケーマーというのが、どうも自分の懸賞趣味に亭主を巻き込み損なったか、ハナから巻き込む気が無い人達ばかりなのである。小生夫婦(=彼女達にとってはちなごん夫婦)は、異質らしいのだ。きょろきょろして、いるかも知れないカミさんの知り合いを刺激するのもどうかと思うのだ。
出発してから目的地までのバスの行程は、短かいものだった。なにしろ行き先は埼玉県内だ。東北道岩槻ICでまで1時間程度で着いてしまう。
目的地は杉戸町。東武動物公園の東にある、「アグリパークゆめすぎと」である。道の駅でもあるのだが、体験農場もある、ちょっと変わった施設だ。岩槻ICからバスで30分程度だった。

園内地図。左上のエリアが体験農場だ。
着いたら早速、体験開始だ。
が、今年の夏のクソ暑さに対する主催者と農園側の配慮は結構なものだった。
全員が日陰に入れるだけのテントと、冷えた麦茶が大量に用意されていたのである。これはやはり有難い。
水分補給してから、最初の枝豆の収穫に向かう。

末っ娘も小生もかなり選んで10束ずつを収穫したのだが、豆の鞘を選別してみると、結構少なかった。やはり期待通りには行かないという事か。それでも、1キロ程度にはなったと思う。
次いではナスの収穫である。2人で5個なのだそうで、主に末っ娘に選ばせて、5個収穫。
でかいだけで変な形のナスもある。…しかしデカい。
最後が葡萄。さすがに巨峰なので、1組で1房だ。末っ娘と2人、10分以上かけて慎重に選んだが、切り取ったのは結構小さい房であった。

葡萄棚全景
これで収穫体験は終了である。合間合間に、何杯麦茶を飲んだか判らない。
とにかく馬鹿暑いのだ。
やっとバスに乗り込み、今度はカレー作りに出発である。
場所は公民館なのだが、途中、大型バスが通るには、えらく狭い交差点を曲がる事になる。しかも折悪しく、この日はこの交差点が道路工事中と来ていた。ドライバーは秘術を尽くして切り返し、工事現場のガードマンも頑張るが、どうもガードマンの動きが鈍い。バスの動きに対する読みに、切れが無いのだ。どうにもうろうろしてしまっている。
見ていてウズウズしてしまった。どういう縁か、このガードマン、小生がバイトしている警備会社のガードマンなのだ。バスを飛び降りて、「立川支社の壇那院だ」と名乗ってしまいたくなってしまうが、それでは旅気分がぶち壊しだ。
「むぅ~」 と唸るだけで、我慢した。
で、道路が尽きた。公民館までの最後の200メートル程は、道が狭くてバスは進入したが最後だ。歩いて公民館に到達。

左端、4トントラック程度が限界のあぜ道だ。
入ると、会場はただの調理室だ。この公民館で近所のおばさん達がイヴェントをする時に使うための施設であり、専門の講師を呼んで料理教室をするような、立派なものではない。
そこらの中学校の家庭科室の方が立派なのではないかな?
だが、それでもカレーは作れる。
1テーブル4組の親子が付いて、調理開始。

末っ娘もかなり頑張った。
で、出来あがったらそれを喰うのであるが……

4組8人の親子の腹に収めるには、量が多すぎた。
大量に残ってしまったのであった。
帰りは、このテのツアー恒例の、地元農協直営店の寄り道。
野菜が高い今年、しなび難い物をちょっと買ったが、ここでこんな物を見掛け、思わず買ってしまった。

要するにロング缶だ。ナンだかなァ…。
小生にとっての夏休み親子イヴェントは、他にもあったが、末っ娘と2人というのは、これっきりだった。
あと何回こんな事があるかなぁ……。
毎度の事だが、朝、かなりの早起きなのに、末っ娘は一発で起床。カミさん運転のドミンゴで駅まで送ってもらい、電車で集合場所の新宿へ。
バスに乗り込んでから出発まで、少し時間があったが、とにかくのんびりする。そこはそれ、2人共このテのツアーには慣れているのだ。それに、小生としてはいたずらに周囲の「初心者」を刺激したくないし、さらにカミさんのことを知っているケーマー連中を刺激したくないのだ。
とにかく、カミさんが知っているケーマーというのが、どうも自分の懸賞趣味に亭主を巻き込み損なったか、ハナから巻き込む気が無い人達ばかりなのである。小生夫婦(=彼女達にとってはちなごん夫婦)は、異質らしいのだ。きょろきょろして、いるかも知れないカミさんの知り合いを刺激するのもどうかと思うのだ。
出発してから目的地までのバスの行程は、短かいものだった。なにしろ行き先は埼玉県内だ。東北道岩槻ICでまで1時間程度で着いてしまう。
目的地は杉戸町。東武動物公園の東にある、「アグリパークゆめすぎと」である。道の駅でもあるのだが、体験農場もある、ちょっと変わった施設だ。岩槻ICからバスで30分程度だった。
園内地図。左上のエリアが体験農場だ。
着いたら早速、体験開始だ。
が、今年の夏のクソ暑さに対する主催者と農園側の配慮は結構なものだった。
全員が日陰に入れるだけのテントと、冷えた麦茶が大量に用意されていたのである。これはやはり有難い。
水分補給してから、最初の枝豆の収穫に向かう。
末っ娘も小生もかなり選んで10束ずつを収穫したのだが、豆の鞘を選別してみると、結構少なかった。やはり期待通りには行かないという事か。それでも、1キロ程度にはなったと思う。
次いではナスの収穫である。2人で5個なのだそうで、主に末っ娘に選ばせて、5個収穫。
でかいだけで変な形のナスもある。…しかしデカい。
最後が葡萄。さすがに巨峰なので、1組で1房だ。末っ娘と2人、10分以上かけて慎重に選んだが、切り取ったのは結構小さい房であった。
葡萄棚全景
これで収穫体験は終了である。合間合間に、何杯麦茶を飲んだか判らない。
とにかく馬鹿暑いのだ。
やっとバスに乗り込み、今度はカレー作りに出発である。
場所は公民館なのだが、途中、大型バスが通るには、えらく狭い交差点を曲がる事になる。しかも折悪しく、この日はこの交差点が道路工事中と来ていた。ドライバーは秘術を尽くして切り返し、工事現場のガードマンも頑張るが、どうもガードマンの動きが鈍い。バスの動きに対する読みに、切れが無いのだ。どうにもうろうろしてしまっている。
見ていてウズウズしてしまった。どういう縁か、このガードマン、小生がバイトしている警備会社のガードマンなのだ。バスを飛び降りて、「立川支社の壇那院だ」と名乗ってしまいたくなってしまうが、それでは旅気分がぶち壊しだ。
「むぅ~」 と唸るだけで、我慢した。
で、道路が尽きた。公民館までの最後の200メートル程は、道が狭くてバスは進入したが最後だ。歩いて公民館に到達。

左端、4トントラック程度が限界のあぜ道だ。
入ると、会場はただの調理室だ。この公民館で近所のおばさん達がイヴェントをする時に使うための施設であり、専門の講師を呼んで料理教室をするような、立派なものではない。
そこらの中学校の家庭科室の方が立派なのではないかな?
だが、それでもカレーは作れる。
1テーブル4組の親子が付いて、調理開始。
末っ娘もかなり頑張った。
で、出来あがったらそれを喰うのであるが……
4組8人の親子の腹に収めるには、量が多すぎた。
大量に残ってしまったのであった。
帰りは、このテのツアー恒例の、地元農協直営店の寄り道。
野菜が高い今年、しなび難い物をちょっと買ったが、ここでこんな物を見掛け、思わず買ってしまった。
要するにロング缶だ。ナンだかなァ…。
小生にとっての夏休み親子イヴェントは、他にもあったが、末っ娘と2人というのは、これっきりだった。
あと何回こんな事があるかなぁ……。
Posted by 壇那院 at 00:30│Comments(2)
│思い出
この記事へのコメント
末っ娘ちゃんはたしかうちの娘と同級生のはず。
おやぢとのデート、楽しんでくれましたか!?
おやぢとのデート、楽しんでくれましたか!?
Posted by ももっち at 2010年11月27日 09:40
ももっちさん
たぶん、楽しんだと思うんですが、さて、どうなんでしょう?
来年の夏休みはこういうイヴェントは無いでしょうなぁ。
たぶん、楽しんだと思うんですが、さて、どうなんでしょう?
来年の夏休みはこういうイヴェントは無いでしょうなぁ。
Posted by 壇那院 at 2010年11月29日 21:22