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2011年12月28日

お子ちゃま祖父さんの中間診断

26日、カミさんも付き添って、豊明のお子ちゃま祖父さんの肺癌の生体検査(生体組織採取)が行なわれた。
前日の夜の、カミさんからの定時連絡(という名の愚痴電話)によると、胸に3本の穴を穿っての、内視鏡を使った組織採取と目視診断だったそうである。内視鏡本体と採取針、ガス抜きの管の3本だそうだ。
 
結果はその日の夜に、カミさんが知らせてくれた。
組織検査は簡易検査なのだろうが。

左肺の一部に癌があるのは確認されたが、同時に疑われていた右肺の影は、癌ではなかったそうである。
だが、左肺の癌組織は本物で、定期検査で出た影の通りの位置だった。
つまり肺葉の中心線側、つまり心臓の側である。
真っ先に転移するとしたら肺動脈又は肺静脈沿いに心臓へだろう、というのは、医者に言われなくても判る。
それを思わせる影も心臓に認められていたのだが、なにしろ常時動き続けている臓器だけに、普通のX線写真では判定出来ない。それも、出来れば目視したかったところなのだろうが、これは出来なかったそうだ。
つまり、未だに心臓への転移の有無は不明なのである。

だが、右肺への転移又は同時発生(祖父さんは10年ほど前に膵臓癌をやられているので、その可能性もあるのだ)は、無かったのだ。
これで、切除手術が可能である(=やるだけの価値がある)との診断だけは出た。
肺の癌化の範囲がまだ比較的狭いので、たとえ心臓に転移していたとしても、小規模なもので、手術で削り取れる公算が高いのだそうだ。

今日の定時連絡がまだなので、具体的にははっきりしないが、祖父さんの容態が安定していれば、カミさんと末っ娘は29日か30日には帰宅出来るはずである。
開胸手術の日程がその日の内に決まったので、またそれに合わせて豊明に行くことにはなるだろうが。

何にせよ、一歩前進だが、祖父さんも最早77才。体力的な問題が心配なのは、なお変わらない。

ところで、期せずしてこのエントリが本Blogの400エントリ目である。今までなら、節目のエントリは特別にそれだけのエントリを立てたのだが、今回はそういう気分にどうしてもなれなかった。
まぁ、今回は常連さん達へのご挨拶も出来ない仕儀と相成ったが、どうかご勘弁願いたい。

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Posted by 壇那院 at 00:35│Comments(2)日々是好日
この記事へのコメント
お父さまは、10年前にすい臓癌を患ったんですか?すい臓は難しいと
よく聞くので、だとしたら、よくお元気でしたね。
私の祖母は確か80代の頃、胃がんでほぼ全摘出手術を受けました。
一時は食が細り痩せましたが、結局、99歳の大往生でした。
77歳も十分高齢ですから、手術、および術後の体力が心配されますね。
ひとまず、平穏な新年を迎えられることをお祈りしてしております。
Posted by manbow at 2011年12月28日 12:54
まんぼうさん

ありがとうございます。
ええ。一度開けてるんです。しかもかなり駆け足の手術日程で、カミさんが慌てて帰省したのも今回と同じでした。夏のことでしたよ。
あの時も、幼児だった末っ娘と小学生の味馬鹿次男を連れて、カミさんが祖父さんを説得に行ったのですね。
とにかく、駄々っ子でして、手術を怖がっていたらしいんです。

まぁ、今回も、素人目には不安な術式ですが、医者に言わせると、「自身が無かったら手術しません」 とのことでしたので、希望は持てるわけです。

小生としても、もう少し娘(=カミさん)のために生きていてもらいたいのですね。

31日にカミさん達は帰って来る予定です。
Posted by 壇那院 at 2011年12月29日 23:51
 
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    コメント(2)