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2011年01月23日

映画:トロン――レガシイ――

8日に、むさしのミューのワーナーマイカルで、カミさんと観て来た。
 
冬休み中に、この「トロン――レガシイ――」の前作である「トロン」(82年)のDVDを観ておいたのだが、実際に劇場で第2作を観てみると、そこまでする必要は特には無かったかな、と思った。
前作での主人公である(今作での主人公の父親)ジェフは、独身で前作の結末を迎えているのだが、今作のジェフは、主人公のサムの回想の中でも、前作のラストのさらに10年後くらいまでしか遡っていない。作品世界の時系列に、10年前後の空白期間があるのだ。

3D映像は大したものだった。小生は「アバター」を観ていないのだが、架空世界を描くSF映画は、3Dに向いているはずだというディズニー側の主張には、頷けるものがある。そのせいか、現実世界の描写だけが2Dだったのは、演出の妙と受け取れるものだった。(これについては幾つか批判があるのは知っているが、小生は全編3Dにしたら雰囲気がぶち壊しになったと感じただろうと思う)

さて、この映画には、前作とは違い、第3作への伏線となり得る描写が、各所にちりばめられていた。これはカミさんも同意見だったのだ。
さて、第3作になり得る脚本が、いつ出て来るのか、楽しみだ。
そう思わせるだけのディズニー側の気合を感じられる、面白い映画であった。


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Posted by 壇那院 at 00:27│Comments(2)雑感/映画
この記事へのコメント
初代「トロン」が本格映画として初めてCGを取り入れたときは、
たかだか数秒間の描画のために当時最新鋭のマシンを何時間も演算させて、
(今から見ればごくごく初期的な画像ながら)それだけで数万ドルかかって、
「全編CGで作ったら映画会社が倒産する」と言われたそうです。

まぁ80年代の技術水準を考えれば、それでもものすごく
エポックメーキングなことだったんでしょうけどね。

3Dについては、我が家の映像ルームでもPS3とBRA○IAのコンビで
なんとか導入に成功しました。
でもまだまだ(ソフト数として)見る機会が少ないんですよね‥。
Posted by ももっち at 2011年01月23日 13:25
ももっちさん

正月にDVDを観て思い出しましたよ。当時は本格CG映画と宣伝してましたね。まだ16ビット機が出始めの時代でしたから、あの程度のCG処理でも大変なものだったのです。128ビット機が家庭用に全世界で500万台以上普及している今では、「隔世の感」と云うのもおこがましい様な感覚がありますね。
いよいよ、同じメーカーから3D携帯機が発売されます。眼鏡なしでのリアルタイム3D動画処理をするというんですから、もう目が回りそうです。
Posted by 壇那院 at 2011年01月27日 23:21
 
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    コメント(2)