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2006年12月25日

江戸東京たてもの園

前に味馬鹿次男を立川古民家園に連れて行ってから、結構日時がたってしまったが、やっと今日、江戸東京たてもの園に行く日程が取れた。
彼も建築科志望を決めた以上、興味が出て来ていたので、待ちわびていた様だ。

江戸東京たてもの園 
 
カミさんが小平のスーパーまでケーキを引き取りに行くついでに、小金井公園まで送ってもらった。
特に次男は前回で江戸時代に建てられた建築に興味が湧いているそうで、目当ては4軒ある江戸期の古民家だったが、父親としては江戸期から明治~昭和20年代までの、ここの屋外展示建築全体を出来るだけ詳細に観察してもらいたかった。
回っている内に興味が膨らんだようだが、まだ建築の基礎知識が不足な身では、着眼点を自分で探すことは出来なかったようだ。
半年か1年したら、また連れて来るべきだろう。

江戸東京たてもの園

江戸東京たてもの園

江戸東京たてもの園

江戸東京たてもの園

江戸東京たてもの園

途中、小腹が減ったのと体を温めるためとで、『高橋是清邸』内の休憩所で蕎麦を喰った。素朴な具しか入っていないながら、美味かったが、写真は、無い。その前に喰ってしまった。(自分が蕎麦に飢えているのを実感したことであった)味馬鹿次男も美味かったという。

江戸東京たてもの園

江戸東京たてもの園
武蔵野雑木林再現ゾーンにあった掘っ立て小屋。
そういや貸し本時代の『墓場の鬼太郎』の主人公の家、こんな感じだったな。
味馬鹿次男もあまりに掘っ立てなので、構造が判りやすそうだと、中を覗きた気だったが、残念、立ち入りは禁止だった。

江戸東京たてもの園
『前田國男邸』の書斎で、味馬鹿次男、何思う。前田氏は大正・昭和に活躍した建築家だ。

江戸東京たてもの園
『小寺醤油店』裏で見つけた木枠。昔の1升壜ケースだ。

この東ゾーンで甘酒を飲んだ。200円のはずが年内最後の出店だそうで、時刻も3時を回っていて閉園まで2時間を切っていたからか、100円にまけてくれた。
余計に美味かった。

江戸東京たてもの園
昭和4年築の銭湯
煙突が無いのが寂しい

1620時、暗くなってきたし寒くなってきたので、園を出た。
クリスマスイブに、古い建築に見入る、変な親子であった。

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Posted by 壇那院 at 01:06│Comments(14)出掛ける
この記事へのコメント
江戸時代の建物だと、こちらにもちらほらありますね。
私たちがよく行く、木曽の宿場町とか、移築したものを店舗に使う
そば屋とか。

移築というのも、大変な作業だろうと想像できますね。
Posted by manbow at 2006年12月25日 02:39
まんぼうさん
そうですね。
移築はかなり緻密な作業です。詳細に記録を取りながらの解体になりますし、それだって棟梁クラスの大工がいなければどこかで抜けが出てしまいますからね。

江戸期の建物は、東京にもまだあるんですが、どれも文化財指定になっていたりしますから、古民家利用の店舗なんかは東北から移築したりしてますね。「明治村」にいっぺん行ってみたいんですよ。
Posted by 壇那院 at 2006年12月25日 23:20
立派な造りですね.大根は切り干しに...
Posted by Ritchie at 2006年12月26日 04:24
Ritchieさん
萱葺きの家は、八王子千人同心組頭の家とか、昭島の豪農の家とか、結構普通じゃない家ばかりでした。
大根、丸干しの状態で結構シワシワでしたから、切干ってよりこのまま桶に突っ込んでタクアンでしょうなぁ。
Posted by 壇那院 at 2006年12月27日 00:32
んー、かやぶきもべらぼーにお金かかりますから、こーゆーところでないと見られなくなっちゃうますねぇ
クリスマスにこーゆーところで過ごす親子、変ですけどステキだと思いますょ。
Posted by きょろ at 2006年12月27日 01:08
明治村、急ぎ足で歩き回るにはもったいないですよ。
二日かけて見てまだ見足りないほどでした。
大根=タクアンで正解です。
 。。。先日うちの物干し竿もこの状態(大根ブラブラ)で
Posted by ari at 2006年12月27日 01:33
>移築はかなり緻密な作業です。詳細に記録を取りながらの
>解体になりますし、
明治村、行ったのですが、漫然と移築された建物を見ていました。
再訪し、新たな視点で見てみたくなりました。
Posted by スー at 2006年12月27日 17:45
コメントありがとさんです

きょろさん
そーですねぇ。今じゃ、萱も手に入り難くなってますから、先ずは萱を育てないとね。でも、東京でも萱場はあるんですよ?
あれから帰ってケーキ喰いましたよ。
それだけでしたけどね。

ariさん
豊明出身のカミさんから聞いてはいるし、あそこに府中にあった多摩川渡しの待合小屋があるのは、ものの本で知ってます。(『雪女』の舞台になったとされてる小屋です)1日で1/3も回れれば…てところですかねぇ。

スーさん
視点が違うと、ただの観光名所がとんでもないモノだったのに気付く事があります。小生、よくそんな体験をしますよ。やはり建築や木材関係に多いです。
Posted by 壇那院 at 2006年12月28日 00:00
すごく見覚えのある建物です。
最近どっかで見たと思います。(どこだー!)
多分箱根?

ブログ中に懐かしい地名が一杯出てきて
学生時代にタイムスリップ~~小金井、小平、武蔵なんちゃら。
過去に戻れるからここはついつい来てしまいますね。
Posted by あっちゃん。 at 2006年12月28日 00:42
あっちゃんさん
そりゃよかった。ここ、ほんとにタイムスリップ気分になれる場所ではありますよ。
で、見覚えあるのはどれ? 木立の中の掘っ立て小屋?
銭湯の建物が、旅館にも見えるよねぇ。
Posted by 壇那院 at 2006年12月28日 00:50
こんなに近いのに、まだ行ったことないんです、江戸東京たてもの園・・・。
一度は行きたいと思っているんですが(明治村には何度か行っているのに^^;)。

娘も、古いものが好きみたいで、京都や奈良の寺社仏閣めぐりをした当時、小学生だったのにえらく熱心に見てました。
建築という視点は、彼女にはないかも知れませんが、「これって最古の校倉造なんだよ」なんて教えてくれまして、そういう関心はあるようでした。

静岡の登呂遺跡に復元された竪穴式住居は、少し古すぎるかも知れませんが(笑)、あれも建物の先祖と思えば、そこそこ面白いかも知れませんねぇ。
Posted by 吟遊詩人 at 2006年12月30日 20:06
お吟さん
そうは云っても、ここ(と云うより「小金井公園」)は、車が無いとちょっと行き来が厳しいところですよね。武蔵小金井からバスが出てるはずだけど…。
子吟ちゃんにも原チャリ取らせる?

とりあえず、立川古民家園に行ってみたら? たぶんコンさんちの近くになるはずだよ?
Posted by 壇那院 at 2006年12月31日 02:17
古民家園、コン家からは、そんなに近くないと思われ、もしかしたら、我が家からの方が近いかも・・・微妙かな(笑)
仕事がらみで、頻繁に出没している地域なので、そのうち捜して行ってみますね。

子吟ちゃんは、原チャリの免許を取りたがっていますが、悩み中・・・です。
だいたい、原チャリ買うお金がないし^^;
それに原チャリの子吟ちゃんとツーリングなんてしたら、気になって気になって、私の方が事故りそうです~(~_~;)

小金井の方は、そのうち暖かくなったら歩いて行ってみようかなぁ・・・。
って、歩いて行くには、ちょっと遠すぎでしょうか?
Posted by 吟遊詩人 at 2007年01月02日 00:05
お吟さん
小金井公園は、このへんから徒歩なら、玉川上水の遊歩道を散歩気分(冒険気分?)で行くと、いいかもね。
小川橋のテニスクラブのところから、大体4kmってところだから、速足で1時間だよね。
Posted by 壇那院 at 2007年01月02日 00:21
 
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